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勤務医の初任給相場は?

勤務医の初任給の相場はどれくらいなのでしょうか。平成27年の調査によると、平均で350,606円だったようです。ただ病院の規模によってかなりの差があり、医師の数が多い病院よりも医師の数が少ない病院の方が給料が高い傾向が見られます。勤務医の初任給は、医師の数が500人以上の大きな病院で平均315,112円、医師の数が100人以上500人未満の病院では平均485,394円でした。事務員や技術者、研究員など他の職業では、規模の大きい会社ほど給料が高い傾向があるので、勤務医の場合は逆になっています。おそらく医師不足のため、ただでさえ医師が集まりにくい小規模の病院は、給料を高くして医師を呼び寄せようという思慮があるのかもしれません。

他の職業の大卒の初任給の平均は211,495円ですから、それと比べてもかなりの高額です。というのも医師になるのは楽ではなくて、最低6年間の医学部生活の後、無事国家試験に合格し晴れて医師になっても、その後最低2年間の臨床研修制度があります。病院によっては厚生労働省によって定められた2年の研修期間を「前期研修医」とし、その後さらに2、3年を研修期間にあて、「後期研修医」とするシステムを取っているところもあります。研修が終わって1人前の医師として働くことができるようになる頃には、30歳になっていることもしばしばです。勤務医の初任給が高いことには、こうした理由があります。

研修医の段階でももちろんそれなりの報酬があります。これは2004年4月に実施された新しい医師臨床研修制度によってかなり待遇が改善されてきました。それまでは法律によってきちんとした研修医の待遇が定められていなかったため、病院によってはかなり過酷な条件で働かざるを得ない研修医も多かったようです。休みが取れるのは月に1日程度、それ以外はほぼ毎日拘束され、月給がほんの5,6万円というところが普通だったようです。当然それだけでは生活できないため、他の病院の当直や学校・会社の健康診断のアルバイトなどをかけ持ちしながらなんとか生活を維持するという研修医がほとんどでした。ところがそうした過酷な労働環境が社会問題にもなり、2004年に臨床研修制度が改正されることになったのです。新しい制度では、病院が研修医に対し月額30万円ほどの報酬を出すことを求め、その代わりに研修医のアルバイトなどは禁止されました。ところが国は実際には、どれほどの給料を研修医に払うかは各病院に任せてしまっていることもあり、病院によって差が出てきてしまっていることを問題視する声もあります。




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