勤務医求人ランキング

勤務医求人TOP >> 勤務医のFAQ >> 勤務医は忙しい?

勤務医は忙しい?

「勤務医は忙しい」とよくいわれますが、実際のところどうなのでしょうか。結論からいうと、確かに勤務医は忙しいといえます。厚生労働省が2006年に6千人以上の医師を対象にして行なったある調査では、約半数の医師が勤務時間が週60時間以上に上ることが分かりました。週5日勤務としたら1日当たり12時間労働、毎日残業4時間の計算です。時間外労働は、過労死ラインとされる月80時間に達します。これよりもっと忙しい勤務医も少なくありません。なぜそんなにも忙しいのでしょうか。

端的にいえば、医師の数、特に勤務医の数が絶対的に不足していることが大きいようです。たとえば40歳代の岩手県の医師の場合、1回13〜14時間労働でそのほとんどが実際の医療行為で、待機や休憩の時間はほぼありません。勉強や研究は休日や家での時間を削って捻出している状況です。30歳代の埼玉県の医師は、1年で7人もの同僚の医師が辞めてしまったにもかかわらず補充がなく、診療や当直が増えて体力的にきついと感じています。50歳代の大阪の医師は、日勤・準夜勤・深夜勤・日勤と休みなしで連続で働くこともかなりあり、医療事故を心配しています。なんとか今は頑張っているがそろそろ限界に来ていて、自分も勤務医からの離脱(開業)を真剣に考えているという声も多いです。とはいえそれによって現場は一層の勤務医不足になり、残っている医師にしわ寄せがきます。

忙しさは、勤務している病院がとっているシステムにもよります。患者さんの容態が変わったときなどはもっぱら主治医が呼ばれ、休みの日や夜間であっても何かあったときは主治医が呼び出されて対応しなければならない病院もありますが、夜間の急変などは当直の医師が対応したり、休みの時は他の医師に引き継ぎができる体制を取っている病院もあります。また勤務している科によっても忙しさは違ってきます。たとえば救急対応をしている科は交通事故などの際に緊急に手術となると人手も必要になり、待機している医師に招集がかかることも多くなります。それに対し耳鼻科や放射線科など、緊急度の高い手術があまり多くない科はそんなに忙しくありませんが、やはり医師の人手が足りているかに大きく依存しています。

多くの勤務医が、今の医療は医師の善意と義務感で成り立っているが、このまま行くと日本の医療は崩壊すると考えているほど現場の声は切実です。改善に向け、できるだけ早い現実的な対策が待たれます。




Copyright (C) 2015-2018 勤務医求人ランキング All Rights Reserved.